#花蓮要放濱口竜介的電影! #想和大家聊聊荒原
明天下午一點,花蓮鐵道電影院 要放映東昊 Andrews Film 發行的《睡著也好醒來也罷》,這是大受好評的《歡樂時光》與近期獲得不少國際獎項與注目的《在車上Drive My Car》導演濱口竜介的片子。花蓮的朋友,歡迎來看,而我會在播映完畢後,和大家一起討論這部關於都會寂寞的電影。
四點半,在同一地點,我有另一個獨立的講座。我則是會延續這部電影的主題,來談談,在疫情升溫之下,習以為常的生活模式都被剝奪,也才揭露了隱藏在歡快熱鬧之下的孤獨與寂寞。人心是如何成為荒原的?一個普通的人,又要如何在嚴峻時刻,坦然面對生命的匱乏,試圖撫平始終覺得自己不夠好的歉疚感,繼續活下去?
週六見!
☞花蓮鐵道電影院「東岸讀影|花蓮名人私房選片」《睡著也好醒來也罷》映後場
領讀人:陳夏民
時間:9/11(六)13:00-15:00
地點:花蓮鐵道文化園區一館
地址:花蓮縣花蓮市中山路71號
報名:請洽花蓮鐵道電影院。
☞花蓮鐵道電影院「東岸讀影|花蓮名人私房選片」延伸專題講座:活在荒原之中,關於寂寞與匱乏
講者:陳夏民
時間:9/11(六)16:30-17:30
地點:花蓮鐵道文化園區一館
報名:請洽花蓮鐵道電影院。
同時也有1部Youtube影片,追蹤數超過1萬的網紅ジャガモンド斉藤のヨケイなお世話,也在其Youtube影片中提到,ゲスト:コンテンツ全部見東大生 https://www.youtube.com/channel/UCMutK6zOvD0EJuudaK9kOZw 『第1回 トーキョーシネマ文化祭』 詳細▶https://twitter.com/tky_cf_official?s=20 映画大好き芸人「ジャガモン...
濱口竜介 在 Facebook 的最佳解答
村上春樹の短編小説の映画化作品、『ドライブ・マイ・カー』を見ました。魂が揺さぶれた! 素晴らしい! こんな本格的な映画、滅多にない。そして、カンヌ映画祭で絶賛された理由も本当によくわかった。
原作があまりにも有名すぎる作品の映画化は、だいたい熱心なファンからバッシングされるものですが、本作はハルキストほど心を動かされるのではないでしょうか。もともと本当に短い短編である『ドライブ・マイ・カー』。それがなんと2時間59分もの長編になっていると最初聞いて、「一体どうやって作った?」と思いました。
実際見てみると、原作の重要なエッセンスは全て残しながら、主人公の設定などを大幅に変えたり、書き加えたり。しかし、その書き加えられたセリフが、「いからも村上作品の人物が言いそうなセリフ」だから、クラっとするのです。また、「舞台演出」という設定を加えたのは、本当に大成功。圧倒的にストーリーがドラマティックになると同時に、「言語的」「非言語的」に"伝える"というテーマが、ストレートに響くのです。
また、ちょっと意味深で、時にエロティックな表現もある春樹作品のセリフを、西島秀俊の演技で見事に演じられる。村上春樹ファンほど楽しめる作品。なので、村上作品を見たことがない人がどこまで楽しめるのかはわからないけども、村上作品が大好きな私にとっては、
最近の映画は、展開が早い、テンポの良い映画がほとんど。しかし、本作の物語のはじまりは、ものすごくスローである。そう、正に春樹作品のよう。主人公と女性ドライバー、「みさき」の心の交流が描かれるはずが、ドライバーの「みさき」がなかなか出てこない。序盤のシーンは、よく言えば「丁寧」で、悪く言えば「冗長」。しかし、それらは全て「伏線」であり「心理描写」であり、絶対になくてはならない描写であったことが、最後になってわかる。これまた、春樹作品のニュアンスである。
本作のテーマは、コミュニケーション下手な主人公と女性ドライバー。最初は無口で会話すらなかった2人が、次第に自己開示をし、打ち解ける。2人は大きなトラウマ、「喪失体験」を持っていて、2人の交流でそれを癒やし合う。と言葉で書くと、なんとも陳腐。
実際は、淡々とした春樹節の台詞と、そして表情をほとんど変化させない西島と三浦透子の演技で表現される。一見すると実に単調。しかし、その心の内をイメージするならば、なんと劇的なドラマであろうか。
些細な表情の変化、つまり演技力で「心の内面」「微妙な心の変化」が描かれていて、見るほどに劇中の世界に引き込まれていく。
「妻」は、最も身近な存在でありながら、最もミステリアスで、なかなか相容れることのできないやっかいな存在。という春樹作品に何度も登場してきたテーゼ。今まで感覚的には理解していたものの、真に腑に落ちなかったものが、本作で映像として描かれることによって、ああそういうことだったのかと、真に腑に落ちた。
パートナーの欠点やネガティブな部分も全て受け入れて愛することの「大切さ」と「難しさ」を映画のクライマックスで突きつけられる。愛するとは何か? 夫婦のコミュニケーションはどうあるべきか? そんなことを考えながらも、圧倒的に「愛」のあるラストに魂が揺さぶられた。
大幅にストーリーを追加しながらも、村上春樹の世界観をくずさずに、原作のポイントを見事に活かしながら、精緻に作り上げられた本作の脚本凄すぎる。そして、カンヌ映画祭では日本映画初となる脚本賞の受賞。見事な脚本を仕上げた濱口竜介監督・脚本は凄いのだが、それを理解し評価したカンヌ映画祭の審査員も凄い。村上作品をかなり読み込んでいないと本作の脚本の凄さはわからないと思うから。
パートナーシップ。夫婦関係の難しさ。コミュニケーションの難しさ。それでも、コミュニケートすることで活路は開かれる! そして、人を癒やすのは人。そして、あなたを癒やす人は、意外と身近にいるかもしれない・・・という。とにかく、いろいろと考えさせる! 今、映画、見終わったばかりなので、混乱していたらこめんなさい。間違いなく、傑作! 今年見た映画の上位3本に入ることは間違いないでしょう。
追伸
村上春樹の作品が好きな方には、圧倒的に楽しめ、そして魂が震える一作。ただ、春樹作品を一本も読んでいない人が、本作をどう見るのか? 私には予想不能です。
追伸2
上映が、都内では「TOHOシネマズ」など、上映館が少ないのでお見逃しなく。
濱口竜介 在 Facebook 的最佳貼文
村上春樹の短編小説の映画化作品、『ドライブ・マイ・カー』を見ました。魂が揺さぶれた! 素晴らしい! こんな本格的な映画、滅多にない。そして、カンヌ映画祭で絶賛された理由も本当によくわかった。
原作があまりにも有名すぎる作品の映画化は、だいたい熱心なファンからバッシングされるものですが、本作はハルキストほど心を動かされるのではないでしょうか。もともと本当に短い短編である『ドライブ・マイ・カー』。それがなんと2時間59分もの長編になっていると最初聞いて、「一体どうやって作った?」と思いました。
実際見てみると、原作の重要なエッセンスは全て残しながら、主人公の設定などを大幅に変えたり、書き加えたり。しかし、その書き加えられたセリフが、「いからも村上作品の人物が言いそうなセリフ」だから、クラっとするのです。また、「舞台演出」という設定を加えたのは、本当に大成功。圧倒的にストーリーがドラマティックになると同時に、「言語的」「非言語的」に"伝える"というテーマが、ストレートに響くのです。
また、ちょっと意味深で、時にエロティックな表現もある春樹作品のセリフを、西島秀俊の演技で見事に演じられる。村上春樹ファンほど楽しめる作品。なので、村上作品を見たことがない人がどこまで楽しめるのかはわからないけども、村上作品が大好きな私にとっては、
最近の映画は、展開が早い、テンポの良い映画がほとんど。しかし、本作の物語のはじまりは、ものすごくスローである。そう、正に春樹作品のよう。主人公と女性ドライバー、「みさき」の心の交流が描かれるはずが、ドライバーの「みさき」がなかなか出てこない。序盤のシーンは、よく言えば「丁寧」で、悪く言えば「冗長」。しかし、それらは全て「伏線」であり「心理描写」であり、絶対になくてはならない描写であったことが、最後になってわかる。これまた、春樹作品のニュアンスである。
本作のテーマは、コミュニケーション下手な主人公と女性ドライバー。最初は無口で会話すらなかった2人が、次第に自己開示をし、打ち解ける。2人は大きなトラウマ、「喪失体験」を持っていて、2人の交流でそれを癒やし合う。と言葉で書くと、なんとも陳腐。
実際は、淡々とした春樹節の台詞と、そして表情をほとんど変化させない西島と三浦透子の演技で表現される。一見すると実に単調。しかし、その心の内をイメージするならば、なんと劇的なドラマであろうか。
些細な表情の変化、つまり演技力で「心の内面」「微妙な心の変化」が描かれていて、見るほどに劇中の世界に引き込まれていく。
「妻」は、最も身近な存在でありながら、最もミステリアスで、なかなか相容れることのできないやっかいな存在。という春樹作品に何度も登場してきたテーゼ。今まで感覚的には理解していたものの、真に腑に落ちなかったものが、本作で映像として描かれることによって、ああそういうことだったのかと、真に腑に落ちた。
パートナーの欠点やネガティブな部分も全て受け入れて愛することの「大切さ」と「難しさ」を映画のクライマックスで突きつけられる。愛するとは何か? 夫婦のコミュニケーションはどうあるべきか? そんなことを考えながらも、圧倒的に「愛」のあるラストに魂が揺さぶられた。
大幅にストーリーを追加しながらも、村上春樹の世界観をくずさずに、原作のポイントを見事に活かしながら、精緻に作り上げられた本作の脚本凄すぎる。そして、カンヌ映画祭では日本映画初となる脚本賞の受賞。見事な脚本を仕上げた濱口竜介監督・脚本は凄いのだが、それを理解し評価したカンヌ映画祭の審査員も凄い。村上作品をかなり読み込んでいないと本作の脚本の凄さはわからないと思うから。
パートナーシップ。夫婦関係の難しさ。コミュニケーションの難しさ。それでも、コミュニケートすることで活路は開かれる! そして、人を癒やすのは人。そして、あなたを癒やす人は、意外と身近にいるかもしれない・・・という。とにかく、いろいろと考えさせる! 今、映画、見終わったばかりなので、混乱していたらこめんなさい。間違いなく、傑作! 今年見た映画の上位3本に入ることは間違いないでしょう。
追伸
村上春樹の作品が好きな方には、圧倒的に楽しめ、そして魂が震える一作。ただ、春樹作品を一本も読んでいない人が、本作をどう見るのか? 私には予想不能です。
追伸2
上映が、都内では「TOHOシネマズ」など、上映館が少ないのでお見逃しなく。
濱口竜介 在 ジャガモンド斉藤のヨケイなお世話 Youtube 的精選貼文
ゲスト:コンテンツ全部見東大生
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【映画『ヤクザと家族 The Family』単なるヤクザ映画じゃない!変化に振り回される大人たち 立ち話】
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濱口竜介 在 [情報] 濱口竜介柏林新片《偶然と想像》國際版預告公開! 的推薦與評價
昨日柏林影展公布了今年的主競賽單元入選電影,雖然今年美國電影全數缺席,但柏林影
展仍致力於延攬風格獨樹一職的導演來競逐今年的金熊獎,其中也不乏驚喜的電影。包括
曾以《睡著也好醒來也罷》闖進坎城主競賽的日本導演「濱口竜介」即意外的帶來了新片
《偶然と想像》(偶然與想像),且很快的釋出了國際版預告。
※ 電影預告:https://vimeo.com/508262465
《偶然と想像》是導演濱口竜介睽違三年的長片新作,不過這部電影事實上也是由三部短
片所集結而成的短片集作品。導演認為短片一直是擁有相當大的可能性的一種電影形式,
然而短片卻在院線發行上往往會遇到困難,因此這次首次嘗試了「短編集」的方式來製作
這部電影。
濱口竜介從 2019 年就開始籌備這部電影,他表示是事實上這是一系列的短片作品,預計
總共會有 7 話,而這次的《偶然と想像》中收錄了 3 話。這些作品都以「偶然」和「想
像」做為主題,不過這部《偶然と想像》又更突顯「偶然」這項命題。對導演來說這是他
在踏入 40 歲所想要做的事。
《偶然と想像》對於導演濱口竜介來說是相當具有實驗性的一系列作品,在製作上都與演
員們經過了相當長時間的排演,是做了十足性準備所拍攝的作品,也因此從 2019 年開始
歷經一年半才完成 3 話的作品。
《偶然と想像》中收錄的 3 部短片的標題、演員與內容:
EP.01〈魔法(よりもっと不確か)〉(Magic (or Something Less Assuring))
演員:古川琴音、中島歩、玄理
女主角發現到他的閨蜜喜歡上的人竟然是自己的前男友。
---
EP.02〈扉は開けたままで〉(Door Wide Open)
演員:渋川清彦、森郁月、甲斐翔真
一位獲得過芥川賞的大學教授與一名討厭他的男學生,以及一位女學生三人之間的複雜關
係。
---
EP.03〈もう一度〉(Once again)
演員:占部房子、河井青葉
在家鄉仙台睽違 20 年再度相遇的兩位女子。
---
《偶然と想像》由曾經替導演製作過《歡樂時光》(Happy Hour)的製片「高田聡」製作
。去年濱口竜介擔任編劇之一且在威尼斯影展獲得最佳導演的《間諜之妻》也是由他所監
製的作品。
而事實上導演手上還有兩部片正在製作中,其中一部是改編自村上春樹短篇小說集《沒有
女人的男人們》中的〈Drive My Car〉同名作品。該片由西島秀俊、三浦透子、岡田将生
以及霧島れいか四人主演。該片日前已經開拍,預計今年夏季於日本上映,很有可能會在
坎城影展中首映。
而濱口竜介還有另一部作品《Our Apprenticeship》只有在影展中的創投中曝光過,是描
寫日本女偶像在曝光戀情後去法國留學與各國學生之間交流所發生的各種故事。這部電影
尚未在日本媒體中被報導過,只有在各大影展創投中曝光。而該片需要在法國拍攝,但目
前因為疫情的關係短時間應該也無法繼續製作了。
《偶然と想像》將在 3 月初開展的柏林影展中首映,日本檔期尚未公布。
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