O脚、といっても色々な種類があるってご存知?
生理的(つまり人間の成長で必要な過程)から、
病気(栄養失調からくるもの)などまで。
だから、そう簡単に
「あなたはO脚です」って言わないで下さいね。
O脚、解剖学では内反膝、といわれるコイツは
「左右の内くるぶしをそろえても、
左右のひざの内側が接しない脚の形」
を指します。
みんなが考えるのは、
ドーナツみたいに脚の真ん中があいているやつ。
大腿骨が内旋、膝が内反
↓
ほとんどの日本人O脚がコレといわれている
大腿骨はまっすぐ、膝が内反、脛骨の変形
↓
参考書にはあるけどみたことない笑
膝が内反な上に、過伸展
↓
ダンサーによくある
膝が内反、足首が内反
↓
私のパパはこれ
膝が内反、足首が外反
↓
私はこれ
・・・
リストはどんどん増えますが、
膝関節=大腿骨+腓骨、脛骨であると考えると、
膝の変形(ケガもそうだけどね)には、
股関節や足関節はもちろん、
股関節=骨盤の骨たち=背骨に影響
足関節=足にある関節たちすべてに影響
も出てくるわけです。
だからね、O脚だからこれやりなさいよ、
とか、
このスリッパをはけばよくなります、
っていうのはない。
だって原因がどこから来ているか?も違うんですもの。
さっき上で
「大腿骨が内旋、膝が内反
↓
ほとんどの日本人O脚がコレといわれている」
って説明しましたね。
つまり、この分類になるO脚の人達は、
つま先をまっすぐ前に向けると(パラレルで立つと)
大腿骨が内旋しちゃう人が多いって事ね。
??
太ももの骨が
ターンインした状態から始まっちゃう、って事ね。
特に子供の場合まだ骨が形成されていないので、
まっすぐに、まっすぐに・・・と使ってあげると
O脚が改善、もしくは改善したように見える使い方
を会得することができます。
これはすごく大事だよ!
骨のアライメントが正しくなる、
という事は
筋肉に無駄な負担をかけなくて済むようになるから
筋肉バランスがよくなる
(どっかだけ太くなっちゃうとかが少ない)
ターンアウトの筋肉を常に使うことになるので、
レッスンでも骨盤安定、ターンアウト向上!
ターンアウトの筋肉を常に使うことになるので
ヒップアップ笑
膝、股関節、足関節への負担を減らし、
ケガのリスクを減らすことができる
などなど
ダンサーにとってのメリットがたくさーんあります!
でも逆も言えます。
バレエじゃなくてもそうだけれど、
幼い子達の体に(10歳以下)
アンイーブンな圧力をかけ続けたら変形します。
そしたら大人になった時に慢性的な痛みに悩む
とかだけでなく、
ダンサーに求められる脚のラインが生まれないため
オーディションに受からない、
とか
次から次へとケガに悩まされてプロとして活躍できない、
とかになっちゃうんですから。
特にひざは、
大人になってからの変形もよく見られます。
だからね、
成長期が過ぎたからー
なんて甘く見ちゃいけないんです。
DLSブログ「ダンサーが知っておきたいO脚」より。
ターンアウト本にも詳細が書いてあります!
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