皆さんこんにちは！
年末になると、流行語大賞や日本カー・オブ・ザ・イヤーなど、その1年を総括するアワード関連のニュースを耳にします。バイクデザイン関連のアワードと言えばグッドデザイン賞が有名（今年も4車種が受賞しています）ですが、今年はちょっと耳慣れないアワードのニュースが入ってきました。
オートカラーアウォード2015-2016グランプリ（jafca）
http://www.jafca.org/seminarandevent/20151212.html
カラーデザインの向上と豊かな色彩生活を提案する一般社団法人日本流行色協会（jafca）が実施するオートカラーアウォードは、1998年以降、優れたカラーデザインの自動車を顕彰する制度です。この2015-2016特別賞にヤマハの「MT-25」「MT-07」「MT-09」「MT-09 TRACER」に採用された「RBシリーズカラー戦略」が選ばれました。意外な事に、オートカラーアウォードではバイクとして初の受賞なのだそうです。
実際に過去の受賞歴を確認すると、確かにバイクの受賞歴はありませんでした。カワサキのグリーンやホンダのトリコロール、KTMのオレンジなど、バイクと色の関係性は深いイメージがありましたが、この賞を取りに行くには単なるブランドカラーだけでなく、その色で何を表現するかといったコンセプトが必要のようです。個人的には、それぞれのバイクには“らしい色”があると思うのですが、戦略的なカラーリングが新しいバイクユーザーの獲得に働きかけるならば、今回のヤマハの受賞はひとつの転機になるかもしれません。今後の「RBシリーズカラー戦略」には注目ですね。
バイク王 バイクライフ研究所“M”
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