こんばんは、バランです。今回はAimerさんの『カタオモイ』のカバーということですね。
あいも変わらず素敵なカバーだと思います。はい。
今回の作品に関してはずま君曰く『とにかく真面目に、手を抜かずに製作した』とのことですけど
なんというか、ずま君が歌うと、原曲の持っている特有の感じを残しながらも、歌詞の一文字一文字が身体に染みわたって来る感じがしません?この感覚分かる人いるかな。
『歌詞の意味が伝わるように、切なさと明るさが同居するようにがんばった』とは本人も言っていましたけど、まさにそういう感じですね。意図が聴いている側にもストレートに伝わってくる感じがして、これって本当に凄いことなんだなって思います。はい。
そして、今回ギターやミックスでご協力いただいた二宮 楽さんにもお話を聞くことができたんですけど
『今回は、過去15回のお手伝いしている中で初めて"ギタレレ"をフィーチャーしてみました』
とのことで、『儚くも大切な気持ちのテーマに合う音にした』とのことです。
僕は楽器に全然詳しくないんですけど、この独特の感じは楽さんの工夫があってこそ成立するものなんだと、再認識しました。というか、15回もお手伝いしてくださっていることに頭が上がりません。ありがとうございます。
楽さんの『儚くも大切な気持ち』とずま君の『切なさと明るさの同居』には共通項が見えますよね。
そしてきっと今日も、二人は非常に高いレベルで通じ合っているのでしょう。
毎回毎回、本当にすごいことをしています彼らは。聞けて良かったです。はい。
それにしても、音源ももちろん素敵ですけど、『カタオモイ』は歌詞も非常に深いですよね。
タイトルがカタカナなのは『片方が想っている』という意味の『片想い』と
『固い想い』である『固想い』の両方の意味をかけているって思ってるんですけど、あってますか?
いや、これすら僕の勘違いで見当外れだったらめっちゃ恥ずかしいです。ええ。
そして、固想いの二人は無事に結婚式を挙げるんですよね。多分。
『今日がメインディッシュで 終わりの日には甘酸っぱいデザートを食べるの』の
『メインディッシュ』が結婚式で、"甘酸っぱい"というのは"酸いも甘いも"と掛けていて
さらに"デザート"というのが"熟した果実"であるとすれば、『熟年』まで一緒にいることを表しているわけですよね。
"終わりの日"というのは寿命により天国へ旅立つ日のことですし
そのあとの『山も谷も全部フルコースで』も
"人生山あり谷あり"みたいなことと掛けているんだと思います。はい。
ちなみに、今の『熟年まで一緒にいる』ということを"熟した"果物(デザート)で比喩しているのは
1番の歌詞『例えば君の顔に昔よりシワが増えても それでもいいんだ』とも関わってきますし
その歌詞と、2番に出てくる『生まれてきた幸せ味わってるんだよ』と比べると
『シワ』は『幸せ』とも掛かっているのかもしれませんね。
『シワが増える』=『(増えた)幸せを味わっている』っていう構図は成り立つと思うんです。
あ、それから『味わっている』という部分がメインディッシュやデザートともつながりますね。なるほど。
で、まあここまでは比較的そんなに挑戦的な推測ではないと思うんですけど
ここから先は、戦々恐々としながら僕の思ったことを書きますね。
今ここまで書いたこと以外にも、更にプラスして意味や比喩があるんじゃないかという話です。
先ほど、結婚をメインディッシュに例えていて、デザートは恐らく果物であろうという話はしました。
で、僕はそこから『デザート(果物)』の種類は『ザクロ』ではないかと推測します。はい。
何でそう思うかっていうと、ザクロにまつわる有名な神話が、今回のカタオモイの歌詞と非常に親和性が高いんですよね。こういう話です↓。
昔々、『ペルセポネ』っていう神様が居るんですけど、その人が冥界を治める『ハデス』という神様に
冥界に連れ去られてしまいます。
で、捕らわれたペルセボネはどうにか冥界から脱出しようとするんですけど
冥界でザクロを食べてしまったがために、冥界から逃れられなくなってしまいました。
冥界にあるものを食べると、冥界から逃れられなくなるんですって。悲しいですね。(おわり)
このエピソードから派生して、ザクロは『食べたら(冥界から)引き返せない果物』という意味を持ちます。
そして、昨今では結婚を『人生の墓場』と表現する人もいますよね。
そこから考えると、『この人となら(人生の墓場=冥界ともいわれている)結婚をしても決して引き返さない程に愛している』という比喩で
ザクロを食べているということになりませんかね。ならないか。
ちなみに、ザクロには『子孫繁栄』のような、幸せな生活を連想させ、縁起物とする説もありますから、決して不吉な果物というわけでもありません。
また、ザクロの花の花言葉は『"円熟"した優雅さ』です。先ほど、デザートは『熟年』を表すという話を書きましたが
花言葉的には結構ぴったり来ますよね。これは偶然でしょうか。どうかな。
あ、ザクロには他にも花言葉があって、『結合』だそうです。こちらも歌詞とはつじつまが合う気がしますがいかがでしょうか。だめかな。ええ。
折角なので、もう1つそれっぽいことを考察してみようと思います。
題して
"歌詞に出てくる『ギターを弾いている僕』は『こと座の神様』がモデルではないか説"です。果たして何を言っているのでしょう僕は。うん。
えっと、僕が『カタオモイ』の歌詞を読んだとき、最初に思ったのが『こと座の神様"オルペウス"のエピソードと共通点あるんじゃない?』っていうものでした。
『オルペウス』のエピソードはこんな感じです↓。
昔々、とても音楽の上手い"こと座"の神様『オルペウス』さんがいました。
で、オルペウスさんにはお嫁さんが居たんですけど、毒蛇に噛まれて早くに亡くしてしまいます。
あまりに悲しんだオルペウスさんは、太陽の沈む方向にある『死者の国』に行ってお嫁さんを助けようとします。
そして、何だかんだで冥界からお嫁さんを返してもらえることになるんですけど
冥府から出るまでの間は『決して振り返ってはいけない』という約束を守るなら、という条件付きでした。
最終的には、お嫁さんのことが気になりすぎて、冥府を出る直前で振り返ってしまい、お嫁さんとは離れ離れになってしまいます。あらま。
その後、オルペウスは自らの行動を後悔して悲しみに暮れ亡くなるんですが
亡くなったあと『死者の国』で再びお嫁さんと出会い、今度は二度と別れることなく永遠に暮らしましたとさ。(おわり)
っていう話なんです。
このエピソードが、僕は結構『カタオモイ』の歌詞と共通点や比喩があるんじゃないかなーって思ったんですよね。違うかもしれないけど。ええ。
まず、冒頭で『カタオモイ』に登場する男性は『高い声も出せずに思い通り歌えない』と言っていますから
音楽の名手オルペウスさんとは『正反対』なんですね。
その時点で、ある意味オルペウスさんのお話の『否定』とも取れます。ほう。
だから、オルペウスさんはお嫁さんを早くに亡くしてしまいますけど
それとは反対に、カタオモイでは『僕より先に どこか遠くに 旅立つことは 絶対 許さないから』と言っています。反対ですね。
それから、オルペウスさんははるばる死後の国に行くんですけど
この描写も『山も谷も全部フルコース』というところで表されているとも考えられます。
山あり谷ありって、道のりとか旅路でも使うことありますもんね。
また、冥府から出るまでの間は『決して振り返ってはいけない』といわれながら、オルペウスさんはお嫁さんを見るために振り返ってしまうのですが
この位置関係が『カタオモイ』でも同じなんですよね。
だってさっき『"僕より先に"遠くへ行くことは許さない』と言っていますからね。
これはつまり、先が『僕』でその後ろに『君』がいる位置関係であると解釈できます。ほう。
さらに言えば、『出会い方が最悪でも また僕は君に恋するんだよ』という一節も
オルペウスの死後、『死後の国』で再会して再び結ばれるところと一致しています。
死後の国で出会うことは『出会い方が最悪(既に死んでしまっている)』とも言えますし、そもそも『また』って言ってるもんね。なるほど。
それから、先ほどオルペウスの『反対』を表しているといいましたけど
オルペウスは日の沈む方向にある『死後の国』へ向かい続けました。
太陽の沈む方向というのは、もちろん西ですので、その反対を考えるのであれば、『東』です。うん。
で、東を向き続けるもので有名なものと言えば『ヒマワリ』があるんですけど
これは、『太陽の神アポロンを思い焦がれるがために太陽を見続けた神様が、そのままヒマワリになってしまう』っていう
それなりに有名な神話から来ているものなんです。
そして、このアポロン、実はオルペウスのお父さんなんです。マジです。これって偶然ですかね。
しかも、このヒマワリの花言葉は『あなただけを見つめる』です。うわめっちゃカタオモイじゃん。これも偶然なのかな。
あ、そうそう。ザクロの話の時に出てきた冥府の王と、オルペウスのお嫁さんがいる『死後の国』の王様は
どちらも『ハデス』で、ここも同一人物です。ここまで一致したり関連したりしてくると
ギターを弾いた彼のモデルが『こと座』の神様説、ちょっとはまんざらでもなくなってきませんか?だめかな。そうでもない?よかったです。
はい。何だかんだで4000字近く考察を書いてみました。もうAM02:00を回ります。何をしているんだ俺は。
なんだか急にめちゃくちゃ見当違いな考察な気がしてきました。間違ってたらマジでごめんなさい。謝るんで許してください。
僕と皆さんの仲じゃないですか。あなたに出会わなければ、僕もここまで概要欄を書いていませんでしたよ?
コメント欄で概要欄に言及された思い出は綺麗で、そして次へのモチベーションになります。はい。
それこそ僕と皆さんは『断琴の交わり』ってやつじゃないですか。あ、仲良しの友達っていう意味ですよ。
え?こういうの要らなかったですか?マジでごめんなさい。もう言わないんで逃げないでください。僕とあなたの赤い糸を蝶々結びしておきました。
ご清聴ありがとうございました。
(バランより。)
―――――
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こんばんは、バランです。今回はMISIAさんの『アイノカタチ』のカバーですね。
今のような、吐く息が白い季節にはちょうどいい選曲ですよね。ちょっぴり切ないし。素敵です。
火曜ドラマ「義母と娘のブルース」の主題歌ということで、そこで初めて原曲を聞いた方も多いのではないでしょうか。
また、作詞作曲をGReeeeNが担当しているということで、そちらから知った方もいらっしゃるかもしれませんね。はい。
ちなみに、僕は恥ずかしながら、ずま君のカバーで初めてこの曲を知りました。相変わらず音楽に詳しくなくてごめんなさい。
今回は愛をテーマにしたバラードということで、ゆったりとしたテンポと歌声で、ずっと聞いていられますよね。
マジで時を止めて永遠にループしていたいくらいのクオリティだと思います。ええ。
ちなみに、今作に関してはずま君曰く『今までで一番難しかった』とのことで、それは意外な感じがしましたけど
『絶対に妥協だけはせず、一文字一文字全てに心を込めた』と言う位の強い意気込みがあったようですよ。なるほど。
また、『歌詞が素晴らしいので、"男の一本勝負"のようなモチーフで、ギター一本と歌のみというシンプルな構成で挑んだ』とのことでした。
確かに、ものすごくシンプルな構成ですし、それはハモリを足すみたいなことをしていないあたりも
そのモチーフをより強調していますね。度胸あるなあ。
それから、今回のギターを担当していただいた二宮 楽さんにお話を聞いても
『歌詞をシンプルに届けるため、ギターも一本で勝負した』ということで、二人の意気込みがここで見事にシンクロしています。
しかも、転調するところはチューニングを変えたが、それ以外は完全なる一本録りなんだそうですよ。やばいですね。すご。
それから、ずまくんは最後のサビの手前にある、静かなサビのところで
これまでしなかった『裏声と地声の境目を無くした声を出す』という技術に挑戦していたようです。
是非皆さんも、もう一度そのあたりを意識してリピートしてみてください。すごいですよ。はい。
それにしても、ずま君も楽さんも触れていましたけど、『アイノカタチ』の歌詞って本当に素敵ですよね。
決して難しい言葉を使っているわけではないのに、歌詞を精読するとますます奥深さが心に沁みてきます。
中でも、特に僕が良いなと思ったのは
『飛び出たとこ へこんだとこ 二人になってく
時にぶつかり すり減って そして また 埋めあっていけばいい』
というところです。
シンプルながらも色々な解釈が出来ますよね。
そもそも、この曲の登場人物が『あなた』と『わたし』の二人なのに
二人に"なっていく"というところが含蓄に富んでいます。
普通に考えれば、『飛び出たところ』を長所、『へこんだところ』を短所と解釈して
そこをすべて受け入れるから"特別な関係性の"『二人』になっていく
という解釈ができると思うんですけど
他にも、例えば絵画の世界で『キュビズム』と呼ばれる現代美術の流れの時に名を馳せた
マルク・シャガールという画家さんが居るんですけど、その彼の『アダムとイブ』という作品では
下半身は一人、上半身は二人の人間が描かれています。
僕が最初『二人になる』と聞いたときはこの絵画のことが頭に浮かびました。考えすぎですかね。
ちなみに、作者のシャガールは別名『"愛"の画家』と呼ばれているそうですよ。偶然かな?
それから、もし『飛び出たところやへこんだところ』を図形的に捉えるなら
『飛び出たりへこんだりしている楕円』と解釈することもできますよね。うん。
それがぶつかったり擦り減ったりしていくと、楕円は次第に『円』になっていくので
『円満』とかけているのかな?とか思いました。
特に『円満』って、家族とか夫婦に使うことが多いと思うんですけど
ドラマの「義母と娘のブルース」も家族の話ですので、ひょっとすると何か関係があるのかもしれませんね。無いかな。
あと、『時にぶつかり すり減って』っていう表現もなかなか面白いですよね。
"ぶつかってすり減る"といえば『ヤマアラシのジレンマ』というお話が浮かびます。
これは、哲学者のショーペンハウアーが寓話として用いた概念なんですけど
ヤマアラシは自分自身をつつみ込むように鋭い針毛が生えているので、例えば恋人に逢いたくていままで通りに近づくと、結果的には自分の針毛で相手を傷つけてしまうんです。
で、『相手を傷つけるなんて、恋人失格じゃないか!』と一見思うんですけど、そもそも仲良くなりたくて近付いているので
そのジレンマが悩ましい、というお話なんですね。なるほど。
まあ、最終的には、くっついたり離れたりして、ちょうど良い距離感を探り仲良くなるそうなので
どうかその後はお互いを少しずつ 大切にして、愛という名の果てなく続くストーリーを紡いでいって欲しいです。
変わりゆくこの街ではありますけど、それでも、忘れない日々と記憶を明日へも持ち続けていけるといいですよね。はい。
それから、ぶつかったり擦り減ったりするものと言えば、『岩』もそうですよね。
愛を岩に例えている有名なお話としては、『古事記』や『日本書紀』に出てくる『国生み神話』ではないでしょうか。
その中には、イザナミとイザナギっていう有名な神様が居るんですけど、この2神は国を生むために結婚する必要があったそうで
その時に『上立神岩』という岩を建て、そこで結婚をしたそうですよ。
確かに、これだけだとこじつけ感があるかもしれませんが、ほかにも古事記の中では
『イザナギには飛び出た部分がある、イザナミにはへこんでいる部分がある』という内容もかかれています。
これは先ほどの歌詞に出てきた『飛び出たとこ へこんだとこ 二人になってく』と少し似ている気もしますよね。ええ。
さらに、アイノカタチの歌詞には
『星の数ほどの中 ただ一人のあなたが 心にいるんだ』という歌詞があります。
これは、普通に解釈すれば、"銀河系に存在する星くらい多くの人の中から、ただ一人あなただけが私の心の中にいる"みたいな意味だと思うんですけど
先ほどの話と関連させて解釈することもできるかもしれません。ほう。
なぜかというと、イザナギとイザナミは結婚したのち、『ヒルコ』という子どもを産んでいるのですが、これが『北極星』であるという説があるんです。
他にも月の神様や太陽の神様を生んだりしているようなので
ひょっとすると、そういうメタファーがあるのかな、なんて思ったりもします。間違ってたらごめんなさい。当たってると良いな。はい。
それにしても、今回のテーマとして『愛』というのがあると思うんですけど
そもそも愛と恋の違いって何なんでしょうかね。うーん。
とりあえず、漢字から紐解いてみますか?そうしましょう。
もともと愛という漢字の上の部分は、『頭を一生懸命巡らせている人』の絵から来ているそうです。そうなんだ。
そして心は心臓、下の部分は足を表すんですって。へえ。
ここから、『大切にするために頭を巡らせている人の気持ちが、相手に及ぶ』ということを意味するのが愛だとされているそうですよ。そうですか。
逆に、『恋』に関しては、結構構成がシンプルですよね。心ひとつに上の変なマーク。
下の心の部分は当然心臓なんですけど、上の部分は『2本の糸の絵』が元になっているんですって。え!これって結構凄いエピソードじゃないです?
だって、よく『運命の赤い糸』とか今でも言いますけど、漢字が作られるような時代からそういう概念があったってことですもんね。すごく面白いです。うん。
で、起源としては、男女がたがいに糸を引っ張り合っている状態が『恋』ということになるんだそうですよ。ほーん。
つまりは、相手のことを思い焦がれるのが愛で、互いに愛し合っている状態が恋ってことになるのでしょうか。どうかな。
ちょっと考えれば考えるだけ分からなくなってしまいました。はい。
歌詞についても色んな解釈できすぎるし、漢字の起源もなかなか複雑だし
なんだか今回は答えが決まらないことが多いですね。
あ、でも、『アイノカタチ』のテーマとしても『決まった愛の形はない』っていうのがあるでしょうし
そもそも一つの解釈や起源で語ろうとするのがナンセンスだったのかもしれません。きっとそうだ。
そりゃあ、キスして抱きしめて、君のそばにいるよっていうだけが愛の形じゃないもんね。
ひょっとすると、この『考えれば考えるだけ色んな答えがある』っていうところまで含めて
『決まった愛の形はない』という表現だったのかもしれませんね。だとしたらめっちゃすごいです。はい。
まあ、実際に『愛』や『恋』についていえば、『数え方』っていうのが決められていないんだそうですよ。
ナイフだったら一本、二本って数えますけど、愛はナイフとちがって数え方が無いんですって。
形が決まっていないからでしょうか?どうなんだろ。
例えばマグロなんかでも、形によって数え方が変わってしまうそうですしね。
生きているマグロは一匹、二匹ですけど、冷凍にされたら一本、二本だし
半身だと一節、二節だし、ブロックだと一塊、二塊です。
切り身は一切れ、二切れだし、三枚おろしは一丁、二丁だそうです。拳銃かよ。
あ、ちなみに、よく恋の方は『恋は盲目』なんて言いますけど
マグロの方は視力が魚類の中ではトップクラスに良いんですって。へえ。
あ、僕のダメなところってこういうところですよね。さっきまで恋の話をしていたのに
何故気付いたらどうでもいいマグロの知識を紹介しているのか。
しかもここで自省の弁を書いておきながらも、頭のどこかで『"クロマグロは釣り上げた瞬間目が光る"っていう追加知識をどこに入れよう』
とか考えているあたり本当に駄目だと思います。目が光るのは陽のあたる場所では見えにくいので、深夜暗い中で観察するのがおすすめです。はい。ごめんなさい。どうかロマンチシズムを僕にもください。
まあ、ここまで読んでくださった皆様とはもう相思相愛ですし
"水魚の交わり"ってことで、許してください。これが僕なりの皆さんへの愛の形ってことです。はい。ごめんなさい。
(バランより。)
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ーーーーー
こんばんは、バランです。今回はスキマスイッチさんの『奏(かなで)』ですか。
原曲ももちろん素敵ですけど、虹色侍verも悪くないですよね。素敵。
ところで、『スキマスイッチ』っていうネーミングって何気に凄すぎませんか?
由来が全く分からない。隙間の…スイッチ…?
スキマっていう言葉にスイッチを足そうっていう発想が異次元です。
しかも、他の候補に『フスマスイッチ』っていうのものあったらしいですけど
全自動ふすまってことなのでしょうか。世界観が独創的すぎる。
ところで、『隙間』には神様がいるそうですよ。神様ってどこにでもいるんですね。
その名のとおり『隙間の神』って呼ばれるんですけど、どうやら『科学知識で説明できない部分には神様が宿っている』っていう"皮肉"だそうです。ほう?
つまり、『科学で説明できない部分を神様のせいにしてんじゃねーよ!』っていう一種のアンチテーゼだったそうです。へえ。
ちなみに、ニーチェは『神は死んだ』っていう言葉で有名ですし
フェルマーは、フェルマーの最終定理を証明する際『真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる』と言ったそうですね。
神様は死んだことにされたり、足りないっていわれたり、なんだか大変そうです。うん。
ちなみに、細胞と細胞の間の隙間のことは『細胞間マトリックス』といいます。
無駄にめちゃくちゃかっこいい。好き。
そういえば、『スイッチ』に関しても面白い話がありますよね。
そうです、『5億年ボタン』のお話です。
どういう話かって?ちょっと怖い話ですよ。
えっと、ある日バイトを探している青年がいたんですって。
で、知らない人に『一瞬で100万円稼げるバイト』を紹介されます。
めちゃくちゃ千載一遇。普通に怪しいけど。LINEバイトでも使って普通に探せばいいのに。
内容を聞くと、『ボタンを押す』ってことだけ。それだけ。
ただし、そのボタンを押すと『5億年』の間、何もない空間でひたすら『生きているだけ』の時間を過ごさなければなりません。5億年って。今時SFでも言わないです。
もちろん、意識はハッキリしている状態で、空腹を感じることは無く、死ぬこともできないって設定です。
まあ、普通に考えたら滅茶苦茶しんどそうですよね。5億年で100万円って、時給いくらだよって感じ。東京の最低賃金は余裕で下回ります。
でも、ここからが面白い話で、『その5億年の記憶は、5億年後に消される』んですって。
しかも、5億年経った後には今この瞬間に戻されることが保証されます。
つまり、『5億年経ったらその記憶とかそっくりそのまま丸ごとリセットされて、現在にワープさせられる』ので
実際にその人に残る"体感"としてはボタンを1度押した『だけ』で、押した『直後に』100万円もらえるという風に感じるんです。
そう考えたらめっちゃおいしいバイトですよね。なるほど。
で、ここからが怖い話なんですけど
いくら記憶や体感が消えるといっても
『実際に4億9999年と364日と23時間59分59秒』まではその虚無の絶望世界を体験している自分はいるわけですよね。確実に。
で、5億年もの間、飲みに来ないかって誘われることも無いし
目が覚めて『晴れときとき曇り』の天気予報が醸す日常とか、ふと見上げたときに見つけた、藍色の幕のような深い空にエモさを感じるとか、小さな手を繋いで桜夜風にあたって赤い糸を感じるとか、君のこと全部愛すと決めてプロポーズするとか、そういうものも一切無いわけです。
5億年間、虚無の苦痛は味わうわけです。間違いなく。
5億年たった瞬間にリセットされるし、リセットされた後の自分から考えたら、何ともなく感じますけど
後の自分には実感がないゆえに、4億9999年と364日と23分59秒の苦悩は自分では想像しえない。
めちゃくちゃ怖くないですか?
例えば1回ボタンを押した人が『あれ?マジで何ともないぞ』って思って連打でもしようものなら…
皆さんも、折にふれて未来を考えてみてください。
5億年って、筆舌に尽くしがたい虚無だとは思います。
『無自覚』って怖いですよね。
それこそ、"きみがいいなら…"って感じです。はい。
さて、話は変わりますが、今回は『奏』ということで、音を奏でる楽器が誕生する由来についても紹介しますね。
例えば、竪琴とかどうでしょう。ハープとか。
あれって、元々亀の甲羅と牛の腸すじで作られていたんですって。へえ。
しかもその牛の腸は太陽神アポロンから盗んだそうですよ。盗品なんかい。
ちなみに、竪琴は神話の様々な場面で登場していて
例えばアムピーオーンっていう人がギリシア神話に出てくるんですけど
『めっちゃ琴が上手い』っていう説明がめちゃめちゃされています。どんだけうまいんだよ。
何やら、アムピーオーンが竪琴を弾くと、水の流れを感じるそうです。水って。
想像できなさすぎる。
まあでも、例えば日本語でも『明鏡止水』は澄み切っている様子を表しますし
『山紫水明』は清浄で美しい自然を表します。
『行雲流水』も、よどみがないことを例えたりする際に使いますし、
『上手な人でもたまには失敗するよね』って意味で
『上手の手から水が漏れる』っていう慣用句を使ったりもしますから
素晴らしいものや清らかなもの、キレイだなって思うようなことから『水』を連想するのは
古代ギリシア人も日本人も、通じるところはあるのかもしれませんね。なるほど。
あ、そうそう。アムピーオーンさんの竪琴の音色は素敵すぎて、石が聴くと勝手に動いて壁になるんだそうです。いやいや。さすがに盛りすぎ。
いくら何でも、石は勝手に壁にはならないです。ええ。
それとも、本当にそれくらい頑張ったんですかね。青春を投げうって?
それこそ、『面壁九年』ってやつですか?壁だけに。
あ、こういうの要らないですか。皆さんとの心の壁を感じました。僕の目から雫が落ちるので、これ以上遠くへ行かないでください。ごめんって。
ちなみに、アムピーオーンさんなんですけど、実はさっき出てきた竪琴を作った神様『アポロン』に
子供を殺され、妻を石に変えられたショックで自殺します。え?急にショッキングすぎる。
奥さんも竪琴の音色を聴いたら壁になるんでしょうか。なんかごめんなさい。
それから、オルペウスさんっていう人も竪琴がめっちゃうまいらしくて
最終的に琴座になります。竪琴のこと好きすぎるだろ。星のうつわだったってことですかね。
何やら、竪琴がうますぎて木とかまで感動してたらしいです。いやそれは流石に気のせいだと思いますけどね僕は。はい。
どうやら、どこでもライブをする性質らしくて、夭折した妻を取り戻そうと冥府でも演奏したそうですよ。
そうすると番犬のケルベロスがおとなしくなって、冥府の王の心すら動かしたんですって。それは普通にすごい。
まあ、最終的に彼は『冥府を出るまで後ろを振り返ってはいけない』というルールを
冥府を出る直前で破ってしまい、妻を取り戻すことはできなかったそうですけどね。
マジかもったいない。琴で演奏するまでは完璧だったのにね。
ちなみに、この人は最期に八つ裂きにされて殺されます。急に悲惨かよ。
『振り返ってはいけない』っていうお話って、映画『千と千尋の神隠し』のラストシーンらへんでも出てきますよね。
あの時は千尋も振り返りそうになるんですけど、自分の手で作った髪飾りが光って
振り返るのを思いとどまらせてくれたんでしたっけ?そういうエピソードありましたよね確か。
それから、湯婆婆はハクに対して『八つ裂き』の刑にすることを言っていますし
それもオルペウスさんの顛末と酷似しているので、千と千尋の神隠しのモデルの1つとして
オルペウスさんのお話はあったのかもしれませんね。そうだったらすごいな。うん。
ちなみに、他の楽器にまつわるエピソードと言えば、『ハーメルンの笛吹き男』とかどうでしょう。
皆さん、名前くらいは聞いたことあると思うんですよね。
内容を簡単に紹介すると、ハーメルンっていう町にネズミが大量発生するんですって。
で、人々はめっちゃ困るわけですけど、そんな中笛吹き男が現れて
『報酬をくれるなら、このネズミたちを退治しよう』と持ち掛けます。
村の人たちは大喜び、当然のように快諾するわけです。まあ、するでしょうね。
すると、笛吹き男はその名のとおり笛を吹いてレーゾンデートルを発揮します。がんばれ笛吹き男。
その笛の音色には、町中のネズミが集まって来たそうです。ドラえもんが居たら阿鼻叫喚だったでしょう。
男は笛を吹きながら、川の方へ向かっていくと、当然ネズミもそれにつられて河へダイブします。
さながら『レミングスの集団自殺』のごとく、めでたく駆除完了というわけです。スマートですね。
風の谷のナウシカでも、王蟲を鎮めるために笛を吹くシーンがありましたけど、あんな感じなイメージでしょうか。ええ。
で、ここまではハッピーな話なんですけど、ここから展開が変わります。
せっかく笛吹き男がネズミを全力少年さながらがんばって駆除したのに、ハーメルンの人々は約束を破って、報酬を払わなかったそうです。あらま。『君の話のお陰で村が救われました。ありがとう』って言って普通に払えばいいのに…。
誰か払ってあげよう!って言えなかったんですかね。これこそ沈黙の螺旋ってやつなのでしょうか。
怒った笛吹き男は、いったんハーメルンから消えるんですけど、クリスマスがやってくる半年ほど前、6月26日に再び登場し
笛を鳴らしたそうです。冬の口笛かと思ったら6月なんですね。
すると、今度はネズミの代わりに村中の子供たちが
笛吹き男に連れられ、その子供は二度と帰ってこなかったと。こういうオチです。非常に悲しい。
村側も乗り気じゃないなら最初から依頼しなければいいのにね。
これこそまさに『笛吹けども踊らず』ってやつです。
"準備を整えても、人々がそれに応じて動き出さないことの例え"ですって。
まさにこのことすぎるかよ。なるほど。
(バランより。)
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