群馬県みどり市大間々町に、築105年の土蔵を改修したカフェがオープンしました。
みどり市大間々町大間々にオープンしたのは、「カフェ蔵八」です。
このカフェは、大正から昭和の陶器などを販売する、「蔵人新宇」が、1916年、大正5年に建てられた土蔵を大規模改修したものです。
店主で土倉の持ち主でもある「蔵人新宇」の新井規夫社長が、「土蔵の壁の崩落が深刻になった」ことを受けて改修を決意しました。3年前に着工し、今年3月に完成、先月29日にオープンしました。
店名の「蔵八」は、新井社長が、曾祖父の新井宇八さんが建てたこの土蔵を「よみがえらそう」との思いで名付けたということです。
店内は当時の風合いを生かすため土壁が崩れないように処理をしました。その上で蔵に残っていた陶器やコーヒーカップなどを並べました。
1階に11席、2階に4席設けられていますが、2階は今後、展示会などに貸し出すことも想定するなど、「地域活性化の場」として利用していくとしています。
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