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http://getnews.jp/archives/710943
ガジェット通信に記事を書きました
http://japan-halal.jp/
日本初の『ハラール』関連のイベント『ハラールエキスポ』が開催されました。 これから日本への海外旅行者が増えていく中で、ムスリム（イスラーム教）の人も増えていくと予想されます。
ムスリムの人が一番気にするのが、旅行中の食事で、『ハラール』な食事である必要があります。 単に豚肉やアルコールを禁止すれば良いわけではなく、全ての行程で豚肉やアルコールなどの物質が無いことを保証する必要があります。
ハラールかどうかを決めることが出来るのは神のみです。ムスリムは神と契約をしています。 食事を提供する人はムスリムの神との契約を遂行するための適切な情報を与えることが大きな目的です。
ハラールマークを偽装したり、ハラールでないものをハラールとして提供しても罰することが出来る唯一の存在は神だけです。 ただし、他の宗教や道徳ではこれらの行為は許されるものではありません。
簡単な例として
・豚肉、アルコール、タバコなどは完全禁止
・牛肉や鶏肉などの家畜は禁止された餌や成分が使われていないこと
・イスラームの教えに準拠した屠殺が行われていること
・食器、調理器具は禁止された物が触れていないこと
・不正な労働や不正に取得した物を使っていないこと
です。
NG例
・ラードで炒められた牛肉（ラードが豚由来のため）
・適切に屠殺されていない牛肉
・適切に屠殺されていない動物の骨を食器、調理工程、加工工程で使っている
・イスラームの教えに反したものに触れている
・アルコール洗浄された食器、器具、生産ラインで製造されている
・テーブルをアルコールで洗浄する レストランの清掃でアルコールを使用している
・豚革のソファーがレストランで使われている
・製造過程でアルコール分が発生する物 しょうゆ、ノンアルビールなど
・サービス提供の一部で不正労働が行われているもの
・盗んだもの、略奪してもの、搾取の上で手に入れたもの
・不正な添加剤を使っている
などがあります。
行われるべき対応は
・ハラール対応食材、レストラン、ホテルの提供
・英語での成分表示、案内
・お祈りの場所の提供、お祈りの方角の指示
・アルコール、タバコのある場所に不用意に近づかないようにする表示
・コミュニケーションに必要なクルアーン（コーラン）の理解
です。
ハラール認証機関について
ハラール認証機関は自由に誰でも設立可能です。ハラールなのか決めることが出来る唯一の存在は神のみなため、イスラーム関連側でも機関を認証することはありません。 全ての標準はクルアーン（コーラン）に示されており、認証機関も自分自身の意思で決める必要があります。
絶対的権力があるわけではないので、間違った認証機関を選んでしまうリスクは当然ありますが、イスラームの教えを理解すれば騙されることはないと言われています。 日本でも複数のハラール認証機関が存在します。
飲食店、食品を提供する組織としては
ムスリムが神と食事に関してどのような契約をしているかを知る必要があります。 唯一正しい情報源は『クルアーン』（コーラン）にもれなく書かれています。 飲食店、食品を提供する側は神との契約を遂行するための適切な情報を与える必要があります。
معرض حلال
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