最近は時折ドネルケバブの店を見かけるようになりましたが、実はこれを世界中に広めたのはドイツだったのです。垂直に立った軸を中心に肉がグルグル回るドネル用のグリル機はトルコで発明されましたが、ドイツに移民したトルコ人のカディル・ヌルマンさんが、ベルリンの忙しいライフスタイルに合わせて薄いパンにドネルケバブを挟んで提供するケバブサンド「ドゥーナー」を広めました。現在はベルリンだけでも1000店以上のドゥーナー屋があり、この形態での提供が欧州を中心に世界中で見られるようになりました。今回はこのドイツ風ドネルケバブをすべて自分で作ります。
記事はこちら: http://www.peroriko.jp/doner-kebab/
【材料】
ケバブ:
-クミン 大さじ1
-塩 大さじ1
-タイム 大さじ1
-チリパウダー 大さじ1
-ローズマリー 大さじ1
-胡椒 大さじ1
-パプリカ 大さじ1
-仔牛のテンダーロイン 300 g
-仔牛のひき肉 200 g
パン:
-小麦粉 700 g
-ぬるま湯 350 ml
-砂糖 10 g
-ドライイースト 10 g
-卵 1個
-バター 50 g
-油 25 ml
-塩 15 g
-卵黄 1個
-牛乳 大さじ1
-ごま 白、黒
フィリング:
-ヨーグルトソース*
-玉ねぎ
-レタス
-赤キャベツ
-トマト
-きゅうり
【作り方】
1. すべてのスパイスを小さなボウルなどで混ぜ、ラップを敷いたまな板の上にテンダーロインを少し重複しながら長方形に並べ、スパイスの半分を振りかけます。ひき肉をその上に伸ばして残りのスパイスを振りかけます。ラップを使って巻いて冷凍庫で1時間冷凍します。ラップを剥がし、175度のオーブン(コンベックモード)で35分焼きます。
2. 焼けた肉を真ん中で半分に切り、立てた状態で外側から薄く削ぎ落とします。
3. ボウルに入れた小麦粉の真ん中に砂糖とドライイーストを溶かしたぬるま湯を入れて10分間待ちます。卵、バター、油、塩を入れてよく捏ねたあと1時間寝かせます。小麦粉を振った作業台で生地を丸く押し伸ばし、卵黄と牛乳を混ぜたものを塗りつけます。指で押しあとを全体につけて白と黒のごまを振り、190度のオーブン(コンベックモード)で25分焼きます。
4. パンを4つ切りにして開き、中にヨーグルトソースを塗り、ケバブと刻んだ野菜を盛って出来上がりです。
*ヨーグルトソースがない場合にはヨーグルトに少量の油、レモン汁、塩、パセリ、ミント、クミンを混ぜて作ります。
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