イギリスを治めた偉大な指導者ビクトリア女王。彼女は63年もの間玉座に君臨し、エリザベス2世が現れるまでは、最も長くイギリスを支配した女王となっていました。
しかし、そんな歴史上の偉大な人物ビクトリアの戴冠式は、それはそれは災難なものだったのです。
1838年、6月28日。ロンドンには国中から人々が押しかけていました。
通りは着飾った大衆で埋め尽くされ、誰もがハンカチを振りながら、新たな女王を見送っていました。
そんな中、ビクトリア女王は、あまりにも大きな人だかりに、けが人が出ては困るな、などと考えていたのです。
彼女がウェストミンスター寺院に到着するまでには一時間以上を要しました。
順調に始まりを迎えた戴冠式。しかし、そこからはトラブルの連続で……
タイムスタンプ:
計画通りにいかない戴冠式 1:32
ビクトリアにとって最も辛かったのは 4:46
これだけやったのに、式が無効? 5:50
グダグダな日の最もグダグダだった瞬間 7:22
グダグダな戴冠式はこれで終わりだ 9:43
概要:
-1838年6月28日。ロンドンの人々は新たな女王を迎えようと躍起になっていました。街には多くの人が国中から集まったのです
-ロンドンには40万人が集まったと言われています。式の前から、街には続々と人が集まりました
-戴冠式という大舞台にもかかわらず、式はリハーサルなしのぶっつけ本番で行われました
-式に参加した中で、段取りを理解している人間はたった数名しかいなかったと言われています
-職人は女王の指輪のサイズを大きく間違えていました。しかしそんなことをつゆとも知らない大司教は、その小さな指輪を女王の指へぐいぐいと押し込んだのです
-バースとウェルズの司教たちは、式次第を2ページもすっ飛ばすという失態を犯します。そのために、散々やった戴冠式は無効とされ、女王は再び寺院へやってこなければならなくなりました
-ジョン・ロール卿は女王に挨拶をする際、階段から転げおちるという大失態をやらかしてしまいます
-式は5時間以上も続き、終わった誰もがホッとする式となってしまいました
-このような式だったにもかかわらず、ビクトリアはこの式を好ましい思い出として振り返っていたようです
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声の出演:荘司哲也(Studio Kiwi)
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